血管の壁面が盛り上がり、血管が細く、もろくなってしまう [日記]

活性酸素は、生活習慣病の発病にも一役かっている。特に関係が深いと考えられているのが動脈硬化と糖尿病だが、ほかにも肝機能障害、リウマチ性関節炎など、活性酸素が関係あると考えられている病気は多い。血液中の脂質の中には、コレステロールを多く含むLDLが存在する。威哥王このLDLのコレステロールが“悪玉コレステロール”で、LDLコレステロールは増えすぎると、血管の内側に入り込む。炭水化物や糖類が消化吸収されると、血液中でブドウ糖となる。血糖はすい臓から分泌されるインスリンというホルモンのはたらきでエネルギーに変わり、人間の活動を支えている。また、インスリンは不要なブドウ糖を中性脂肪に変えたり、細胞組織に送り込んだりするはたらきも担っている。

細胞内のミトコンドリアで、ブドウ糖からエネルギーを産出するが、 この過程で発生した活性酸素がミトコンドリアを変質させることがある。インスリンのはたらきが悪くなると、血糖をコントロールすることができなくなり、高血糖の状態になる。これが「糖尿病」で、下の図のように、活性酸素は糖尿病の発病から合併症の進展にまで関わっている。kkk超強力催情水インスリンを産出するすい臓のランゲルハンス島にあるβ細胞は活性酸素の攻撃に弱い。動脈硬化とは、血管の内側の壁面に脂質、繊維、カルシウムなどが蓄積して、血管が硬くなってしまう状態をいう。これが進むと、さまざまな成分が付着することで血管の壁面が盛り上がり、血管が細く、もろくなってしまう。LDLは活性酸素によって酸化されると、変性LDLになる。

変性LDLを異物とみなし、マクロファージがはたらく。マクロファージは変性LDLを取り込んで活性酸素を放射し、活性酸素がさらに増える。最終的には、血液の流れが悪くなったり、血管が破裂したりする。その場所によっては命にかかわる深刻な事態にもなる。動脈硬化には、アテローム硬化、中膜硬化、細動脈硬化の3つのタイプがあるが、この中でも最も危険なアテローム硬化の進行に、活性酸素が関係している。変性LDLを取り込んだマクロファージは脂肪分たっぷりの泡沫細胞となり、血管壁の内側にたまる。このため、血管が狭くなってしまう。 紅蜘蛛
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